テキサスホールデムは全員チェックでラウンドが終わることもある

テキサスホールデムのベットラウンドでは、毎ラウンド、各プレイヤー達がチップを賭けていって、ポット額が着々と増していくものだというイメージがあるでしょう。
たしかに、そのイメージはほとんどの場合、間違っていません。
しかし、ゲームの進行度が初期の段階では、全くポット額が増えずにベットラウンドが終わることもあります。


それは、ゲームに参加しているプレイヤーが全員チェックというアクションを選択した場合です。
チェックとは、様子伺い・パスのことであり、チップを一切賭けることなく、次のプレイヤーにターンを譲ることができるというアクションのことを指します。
「何も賭けずにターンを送ることができるなんて便利なアクションだから、初期以外でも全員チェックは起こり得るのでは?」
と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、他のプレイヤーが1人でもチップをベットした時点でチェックを行うことは不可になり、コールかレイズというアクションを選択しなくてはいけなくなるので、初期段階以降にはまず起こらないのです。