今日本でにわかに盛り上がっているカジノ構想について
今日本でにわかに盛り上がっているのがカジノを合法化し、条件付きで解禁する、いわゆるカジノ法案の成立に向けた動きです。
カジノ構想は今に始まった出来事ではなく、10年前には一部の国会議員の間で話題となっていました。
しかし、法律としての整備までには至らず、ずっと水面下で動いていたのがここにきて法律の成立を含め現実味を帯びて来たのです。
東京では石原元都知事や猪瀬前都知事が推進派として働きかけが行われました。
その他、北海道や大阪、横浜などが構想を打ち出し立候補を挙げています。
国が掲げる狙いとしては、ただギャンブルを推進するのではなく、カジノを通し海外からの観光客を増加させること、雇用を推進すること、税収を増加させることです。
もし日本がラスベガスと同じ規模でカジノを展開した場合、消費の促進や施設の更新などの市場規模は年間2兆円から3兆円にものぼるとの試算が出ています。
今後は治安の悪化やプレイヤーがギャンブルにのめり込まないような対策を考える必要もあり、実現には時間がかかりそうです。