大阪府が候補に上げたカジノの場所とは

東京都とともに、カジノを含めた複合リゾート施設の推進を行っている場所が大阪府です。
松井府知事、橋下市長の両首長はカジノを大阪発展の起爆剤として考えており、観光客の誘致を目論んでいます。
両首長がカジノ建設の立候補としてあげている場所、それは大阪市此花区に位置する夢洲という埋め立て地です。
夢洲は大阪オリンピック構想における選手村を誘致する予定でしたが、オリンピック構想が頓挫、コンテナターミナルや物流基地を除き広大な空き地が残っている場所です。
土地代が東京の青海地区と比較しても4分の1と極めて安いことから、早期に投資回収が行えるとして企業から期待がもたれています。

対抗して、泉佐野市はりんくうタウンを候補地として挙げています。
関西国際空港は海を挟んで対岸という極めて至近距離にあり、シンポジウムにおいて模擬カジノが実験的に行われました。
大手製薬会社が医療ツーリズムの拠点としてりんくうタウンを挙げており、もし実現した場合は二つの方向性がミックスされた町として発展することでしょう。