ブラックジャックの神様から彼へのおめぐみ。

同棲中の彼とわたしは、普段からよく小さな勝負をします。
例えば夕食のメニューで、彼氏はステーキが食べたいけど私は刺身が良い時などに勝負をして勝った方のメニューを採用するとか、そういう感じです。
以前はジャンケンで勝負していたのですが、お互いのクセを知ってからは勝負がフェアじゃなくなってしまったので、最近違う勝負方法を提案しました。
それは、以前から好きな遊びで、よく二人でプレイしていたブラックジャックです。
これならフェアな勝負ができます。
どちらが親ということもなく21に近いほうが勝ち、というルールでカードを引くのですが、昨日の勝負でわたしの手札は18で、もうほとんど負けることはないと思っていました。
彼はもう1枚カードを引こうかどうしようか悩んでいる表情をしていたので、きっと16とか17とかの数字だったのだと思います。


わたしが余裕を見せていたので勝負に出たのでしょう。
「ブラックジャックの神様、どうかおめぐみを!」
とふざけて言いながら思いきってカードを引いていました。
結果、彼のカードはぴったり21になり、負けるはずないと思っていたのにあっさり負けてしまいました。
ブラックジャックの髪様がいるかどうかはわかりませんが、偶然にしても面白い出来事で、二人で大笑いしました。
それで昨日は負けてしまったしまったのですが、今度勝負するときはわたしもブラックジャックの神様のおめぐみに頼ってみよう、と思ってしまう出来事でした。