ブラックジャックにはある程度の定石がある

ブラックジャックというカードゲームには、囲碁の定石のように負けにくくなる方法が確かにあります。
もちろん、この定石をお互いが理解している場合は、単純に運と数学的な頭の良さがカギになってしまいますが、それでも知っているといないとでは、長く遊ぶほど勝率に差が出ます。


たとえば、ディーラー側のアップカードが6以下だったとします。
このケースにおいてはディーラーがバーストしやすい状況であると言えます。
なぜかと言うと、仮にアップが6の場合、ホールドカードが10であるならば、数字の合計はもう16です。
ディーラーは17以上でないと手にはできませんから、もう一度カードを引くことになります。
ここで再度10を引いてしまったらバーストしてしまいます。
ですから、このケースでプレイヤーは12以上であればバーストを避けるためにスタンドにして勝ちを拾いにいきます。
もちろん、これらはあくまでも確率論に基づく方法ですが、安定して勝つなら間違ってはいないのです。